当講座では、糖尿病・内分泌領域を中心に、まずはGeneralistとして患者様に接し、将来的にはSpecialistとなる内科医を育成することを目指しています。さらに多くの人々を助ける研究にも取り組みたいという情熱を持っている方々を歓迎します。

初期臨床研修(卒後1年目、2年目)

当科での研修は最小1ヶ月から選択できます。他病院からの研修医も随時受けつけています。
教授廻診や新患カンファレンスに加えて、多職種カンファレンスとして、糖尿病療養指導士、管理栄養士、薬剤師さんを交えた糖尿病カンファレンスや外科や画像診断部など他科とも連携した内分泌腫瘍部会が毎週行われています。
当科で扱う疾患は、糖尿病や電解質異常、脂質異常症、甲状腺・下垂体・副腎疾患、最近では免疫関連副作用(irAE: immune-related Adverse Events)による内分泌・糖尿病疾患など頻度の高い疾患が多く、将来の希望科に関わらず、きめ細かい充実した研修環境のもとで、プライマリーケアに必要な知識や技術の修得が可能です。
また、指導医には、全国レベルでの「診断治療ガイドライン」の策定や「厚労省の研究班」の班員もおり、最新の専門的知識と技能について直接指導を受けることができます。
さらに2年次の研修では、初年度の研修を活かし、糖尿病教室の参加や甲状腺エコー・エコーガイド下穿刺法の基本技術を修得できるよう指導しています。

後期研修(卒後3年~)

群馬大学医学部附属病院の内科プログラムおよびその並行研修としての内分泌・代謝研修,糖尿病研修となります。
内科専門医としての3年間の研修は2年間の大学研修および1年間の連携病院での研修を通じて内分泌・糖尿病疾患を中心としつつ,内科一般的な診療の研修となります.内科専門医(日本専門医機構認定)、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医(日本専門医機構認定),糖尿病専門医(糖尿病学会認定)が取得できる研修体制が整っています。
また,総合内科専門医,甲状腺専門医,肥満症専門医といった専門医取得や各指導医の取得も目指すことができます。
4年次以降のいつからでも大学院に進学し世界的レベルでの研究活動を行うこともできます(大学院生募集のページがあればそのリンク,なければ大学院公式Hpへのリンク)。大学院履修期間も臨床のスキルを磨けるよう,関連病院での臨床業務(外来診察など)を医会でサポートいたします。
さらに、希望者には米国を中心に、NIHやハーバード大学を始めとした研究機関へ海外留学することができます。

内分泌代謝内科の研修とシステム

【研修の1週間】


【研修システム】

糖尿病・内分泌内科では新卒の先生方だけではなく既卒の先生方も歓迎いたします。

次のような方々を歓迎します!

  • 糖尿病・内分泌分野に興味を持っておられる方
  • 糖尿病,内分泌代謝の専門性を生かしたGeneralistになりたい方
  • 結婚・子育てをしながら臨床あるいは研究も両立したい方
  • 臨床と研究を両立したい方

当科にご興味を持たれた方は、ぜひ一度見学にお越しください。

 

診療見学について

当科では相談・見学を歓迎します。病棟・外来・検査・研究などの見学を希望される方は特に月曜日と水曜日がお勧めです。

研修希望者やお問い合わせは、医会長 松本 俊一:smatsu@gunma-u.ac.jp / 電話:027-220-8121 までお気軽に連絡ください。